・転職って実際どうやって進めたらいいの?
・転職サイトやエージェントが多くてよくわからない
・結局、転職したら年収は上がるの?
そこで本記事では、次のことをお伝えします。
☑ぼくの転職経験
☑エージェント利用のメリット・デメリット
☑転職を成功させるポイント
☑転職の手順
というぼくはこれまでに3回の転職を経て、年収400万円から1200万円にUPしました。
ぼくも最初の転職の時にはなにから始めたらよいのかわからなかったですが、
ポイントを知っているだけで転職の成功確率は飛躍的に上がると思います。
これまでの転職経験をまとめたので、参考にしてみてください。
それでは、いきましょう!!
はじめての転職
通信キャリアの店舗スタッフ→Webコンサル企業
転職活動の進め方
ぼくはもともと、従業員1万人を超える大手通信事業企業に勤めていましたが、
ぼく個人の実態は、どこにでもある携帯ショップの販売クルーでした。
仕事内容はすごく好きで、出社が楽しみな毎日ではあったのですが、
将来的に大きく年収を上げたいとの思いから、1年半ほど働いたタイミングで転職を決意しました。
自分の市場価値やどんな業種・業界に転職ができるのかなど何もわかっていなかったので、
まずはリクナビネクストやdodaなどのメジャーな転職サイトに登録したのですが、
勇気を振り絞って、ドキドキしながら登録を進めたことは未だによく覚えています。(笑)
転職サイトに登録すると、求人を見られるだけではなく、
毎日のようにたくさんのエージェントの方から連絡がありました。
全部で10人ほどのエージェントの方と面談をしましたが、
1番親切さを感じたエージェントの方と二人三脚で転職活動を開始しました。
エージェント選定のポイントと結果
☑目の前の転職だけでなく、その後のキャリアまで考えてくれる
☑夢を見せるのではなく、客観的に現実を教えてくれる
☑質問に対する答えが明確で、曖昧なコミュニケーションがなかった
転職エージェントの方とは、キャリアビジョンや転職の軸などを中心に何度も話す中で、
理想的な企業として10社を紹介されました。
それぞれの求人において、条件面だけでなくマッチしているポイントや、入社後のキャリアパス、なぜおすすめなのかなど非常にわかりやすく説明されるなかで、
最終的に紹介された10社から特に魅力的に感じた3社にエントリーしました。
結果は、1社から内定を貰うことができましたが、他の2社に関しては選考過程で落選でした。
内定を貰えた企業への転職によって、僕のはじめての転職活動は終わりを迎えました。
転職エージェントのメリット・デメリット
働きながら休日などを活用して転職活動を行っていたこともあり、
その生活からの解放感と転職できたことの嬉しさが大きかったのですが、
いま振り返ると、この転職活動にはGOOD/BAD ポイントがあったので下記にまとめてました。
☑転職活動に対する全体像が理解できた
☑職務経歴書が添削により格段に良くなった
☑面接において話すエピソードの選定や話の膨らませ方を知れた
☑オファー金額における交渉のコツがわかった
☑早々にエージェントを絞ったことで選べる求人が少なかった
☑キャリアイメージにエージェントの色が出る
前提として、転職エージェントを利用して本当に良かったです。
担当してくれたエージェントの方は親切なだけでなく、ちょっとした疑問にも真摯に向き合ってくれたことで、多くのことを学ぶことができました。
二度目の転職
Webコンサル企業→事業会社
転職したWebコンサル企業の実態
Webコンサル企業に転職したぼくの生活はすぐに一変しました。
22時を過ぎるまで帰る人はほとんどおらず、そこにワークライフバランスなど存在しませんでした。
当時のぼくは転職できたことに舞い上がっていたこともあり、
労働時間が長さにネガティブな感情はなく、成果出して早く昇給したいとばかり考えていたのです。
そんなマインドであったにも関わらず、ある出来事をきっかけにぼくは二度目の転職を決意しました。
入社して2カ月が経った頃、年に一度の全社表彰会があり、そのタイミングで全社の年間MVPを獲得した同じ部署の先輩に給与や昇給額を聞く機会がありました。
成果を出したらどれくらい昇給できるのだろうと期待して聞いたのですが、
結果は、僕の入社時のオファー金額とほとんど変わりませんでした。
その後、他の転職組メンバー数人にも同様の質問をしたところ、
共通して入社以来ほとんど昇給はしておらず、入社時のオファー金額も僕と同程度でした。
理由は明確で、採用活動にとても注力している会社だったこともあり、
採用担当者や面接を担当する現場の部長などが、熱く入社後のキャリアについて語ってくれるのです。
その結果、「成長できそう」「将来的なキャリアアップが望める」などの理由から、
給与よりもやりがいや成長を求めて転職してくるメンバーが多かったです。
そのため転職組メンバーのほとんどは前職よりも年収を下げて入社しており、
経験やスキルを得て次の転職で年収を上げるつもりとのことでした。
実際に2,3年で転職するメンバーが多く、そのほとんどは新卒入社ではなく、転職組でした。
まとめると、
☑転職組は2,3年での転職が前提
☑修行のように長時間労働で経験やスキルを詰め込む
☑早期転職の可能性が高いため、昇給はほとんどない
☑役職に就くの新卒入社がほとんど
早々に転職を決意
転職した企業の実態を知ったぼくは、転職できたことに舞い上がっていた自分が恥ずかしくなりました。
それと同時に二度目の転職を決意したのです。
一度転職を経験していたぼくは、前回の反省から今回の転職活動は焦らず時間を掛けて進めていくことに決めました。
このときに考えたことは、下記の三点です。
☑まずは実績を作る
☑転職活動は時間を掛けたい
☑今回はエージェントを絞らずに多くの求人に挑戦する
二度目の転職活動開始
転職を決意してからもしばらくは、とにかく仕事に打ち込みました。
すべては、面接で話せるだけの実績を作るためです。
入社から半年が経過したころ、自分の中で転職活動で武器になるだけの実績ができたとの思いから
満を持して転職サイトへ登録し、二度目の転職活動を開始しました。
それと同時に、会社に退職を希望する旨を伝えました。
時間を掛けて転職活動をすらためには、労働時間が長く環境では難しいと判断したためです。
実際に登録した転職サイトは、
☑doda
☑リクナビNEXT
☑マイナビ転職
☑type転職
などのメジャーなサイトだけでなく、業界特化型や広告などで初めて知ったものまで
知り得るほとんどの転職サイトや転職エージェントに登録していきました。
二度目の転職活動の結果
転職活動の全容をまとめると、
☑書類応募数:150社以上
☑書類通過数:約80社
☑一次面接:65社
☑最終面接:15社
☑オファー:13社
なぜこんなに多くの企業に応募したのかというと、
転職サイトや転職エージェントは絞らず、魅力的な求人があれば積極的に応募したからです。
進め方の方針としては下記の三点を徹底しました。
☑少しでも興味が沸いたら応募してみる
☑一次面接の時点で希望とマッチするか見極める
☑絶対に入社しないと思った時点で即辞退する
その結果として、最終的には書類の応募者数は150社を超えていました。
いま考えると意味わからない数字ですね(笑)
だからといって、闇雲に応募していたわけではなく、自分なりの企業選定基準がありました。
☑年収600万円以上
☑土日祝休み
☑ワークライフバランスが取れる
☑事業開発や営業企画のポジション
☑ジェネラリストとしての経験・成長が見込める
転職活動の期間としては、2カ月くらい掛かりましたが、
企業選定で重要視したポイントに当てはまる企業から800万円のオファーをもらえました!!
月末にオファーを受諾し翌月1日から働き始めたので、無職期間もちょうど2カ月です。(笑)
転職を成功させるポイント
2回の転職を経験したぼくが転職活動において1番重要だと思うことは、
転職サイトや転職エージェントをどれだけ上手く使えるかということです。
限られた時間の中で、多くの転職サイトやエージェントを同時進行していくことは大変ですが、
それ以上にメリットが大きいことを覚えておいてください。
ぼくの場合は、1人のエージェントに絞って転職活動をした経験から、
複数の転職サイトや転職エージェントを使うことが重要だと気づきました。
その結果、二度目の転職では理想の転職先にたどり着くことができたのですが、
これから転職を考えている人には、一度の転職で理想の転職先を見つけてほしいので、
初めからこの方法をおすすめします。
入念に事前準備を行い、多くの求人やエージェントに出会う中で、理想の転職先を見つけましょう。
転職の手順
スケジュール
ぼくはこれまでに3回の転職を経験しましたが、基本的に転職活動は「準備・書類作成と応募・選考・内定」の大きく4つの手順に分けられます。
全体の流れとしては、自己分析や目標の設定、「いつまでに転職するのか」といった時期などが定まったら、転職活動の開始です。
まずは書類を作成し、その後に応募する企業を選定します。
企業に応募した後は、書類または面接による選考が行われ、
この選考を無事に通過できれば、「内定獲得」です。
それぞれのパートで何をするのか、どの程度の期間が必要なのか見ていきましょう。
step1 事前準備 (2週間~)
事前準備とは、主に自己分析と情報収集のことです。
これは転職活動における最初のステップになるのですが、働きながらでも進めることができ、
もし転職しなかったとしてもその後のキャリアを見つめ見直す良いきっかけになります。
自己分析や情報収集を始める前に、まずは「なぜ転職するのか」を考えることで、転職軸を定めることができます。
転職を考える理由は人それぞれですが、転職の目的が明確になることで、
あとはそれに見合う企業の選定へと進んでいけます。
転職活動を成功させるためには、自分の価値や魅力を企業に伝え、
企業にとって必要な人材であると判断してもらわなければなりません。
そのために必要なのが、自己分析です。
自己分析と聞くと、新卒での就職活動を思い出す人も多いと思いますが、
転職活動においても自己分析は欠かせません。
自身の市場価値を把握するためにも、社会人経験を経た自分を客観視する必要があります。
興味のある魅力を見つけても、企業から見て価値がなければ採用はされないので、
これまでの経験やスキル、知見のある領域など提供できる価値が何なのかなど、
社会人経験を積んだいまの自分を分析しましょう。
インターネット全盛の現在においては、さまざまな方法で求人をリサーチできます。
求人サイトやハローワーク、人材紹介など多様な求人媒体が存在します。
年齢や業界などに特化しているものもあるので、自分に合ったものを活用できるようにリサーチすることが大切です。
多種多様な求人があるからこそ、「業界研究」や「企業研究」なども欠かせません。
「業界研究」であれば、希望している業界は伸びているのか、伸びているのであればその背景にはなにがあるのか、シェアや競合企業との差分などを確認しておきましょう。
「企業研究」であれば、企業が掲げている「ミッション」「ビジョン」「バリュー」などから企業が必要とする人物像をリサーチしておくことが重要です。
step2 書類選考と応募 (2週間~)
転職における応募書類は主に「履歴書」と「職務経歴書」です。
事前準備が終わり次第、書類の作成を始めましょう。
書類を作成するときのコツは、ビジネス文書として形式を整え、要点を絞ってわかりやすくアピールポイントを記載することです。
自己分析をもとに自分の提供できる価値を明確に伝えましょう。
書類が完成したら、応募する企業を選定し応募していくのですが、応募する企業によって求める人物像が異なるため、必ず応募する企業のニーズを把握しておきましょう。
step3 選考 (4週間~)
企業へ応募した後は、書類選考が行われます。
書類選考とは、企業の採用担当者が応募者を「履歴書」と「職務経歴書」から、面接を行うかの判断をするものです。
書類選考を通過すると、面接が行われます。
面接では、質問形式の会話の中で、自身の提供できる価値がどれだけ企業のニーズにマッチしているかを見られます。
面接ではほぼ例外なく聞かれる質問があるので、事前に準備しておきましょう。
1.自己紹介・自己PR
2.転職理由
3.志望動機
4.活かせる経験・実績・スキル
5.逆質問
step4 内定 (1週間~)
面接をクリアできたら、企業から内定がもらえます。
内定連絡がきたら、承諾するかどうかを決めます。
はじめに定めた転職軸と照らし合わせて、勤務環境や条件面などが自分に合っているのかを確認しましょう。
また、入社日だけでなく回答期限も必ず確認しておいてください。
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